はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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カーニャとセルベサの謎

旅の終着点は、出発点と同じバルセロナだ。バルセロナの空港から朝一番の飛行機に乗るため、マドリードからスペイン版新幹線AVEに3時間揺られ、最後の夜はバルセロナで過ごした。

12泊13日。スペインにもずいぶんと慣れ親しんだ気がする。ビールの注文の仕方も、途中から気づいて変えた。「カーニャ」というのは「生ビール」の意味もあるが「小さい」という意味もあり、小さなコップのビールを何杯もおかわりすることになる。「セルベサ」と頼むとワイングラスや細長い大きめのグラスにたっぷり入れてくれる。
「ウナ・セルベサ・ポルファボール」(ビールください)
オーダーもスムーズだ。ところがである。バルセロナのバルで出て来たのは、なんとビールの炭酸割り檸檬風味だった。
「セルベサ?」と抗議の色も濃く、しかし言葉にできないわたし。
「スィ。セルベサ・コン・リモン」(ええ。檸檬ビールです)
夫とふたり、この出来事について推測した。
「バルセロナじゃセルベサって言えばこれがスタンダードなんじゃない?」
「マドリードでもコルドバでも、通じたのにぃ」
「カタルーニャ地方(バルセロナがある東側)は、カタルーニャ語だし」
「東京と大阪で、エスカレーターで立つのが左右違う感じ?」
「ちょっと違うけど、まあ、そんな感じなんじゃない」
「あーん。ビールが飲みたいよー!」「スペインは、まだまだ奥が深いな」

ということで最後の夜は、ふらふらと散歩しつつバルをハシゴし「ビア・プリーズ」と英語でビールを注文したのだった。

左端にある陶器の素敵なビールサーバー。なのに「コン・リモン」とは。
     
憎き『セルベサ・コン・リモン』 カタルーニャの旗を飾った窓も多いです。

こういうのが飲みたかったのに!

嬉しかったのは、最後の夜の散歩で、
オリーブの木にとまった小鳥と再会を果たしたことです。
photo by my husband

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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