はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ネイルは『オーガニック・デザイン』で

これまで何度も挑戦してきたが、一度たりとも上手くいった試しがなかった。マニキュア、ペティキュアの類である。色を重ねたり模様を付けたりと込み入ったことをしようとしている訳ではない。一色を綺麗に塗ること、ただそれだけのことができないのだ。
何を大げさなと思われるかもしれないが、綺麗に出来なければ塗る意味はない。マニキュアを塗った自分の手の爪はあまり好まないが、問題は足の爪である。これまでにいく度となく過ごした夏、素足でサンダルを履くときに何も塗っていない爪が見えるだけで、切ない気持ちになることが何度もあった。
「ああ、わたしいったい何やってるんだろう。どうして、こんなことになっちゃったんだろう」
自分は此処にいるというのに、自分探しの旅始まり気分に陥り、抜け出せなくなるという夏の落とし穴。五月病の如く気持ちの夏バテの一種だろうか。ここさえ切り抜けられれば、楽しい夏になる。そう思うからこそ、性懲りもなくの挑戦となった。

きっかけはアジアン雑貨屋『チャイハネ』で見つけた貼るマニキュア。スカーフを持ってレジに行くとレジ横で420円で売っていた。店員さんの手にも綺麗に貼られている。
「かんたんですよー。切って貼るだけです」
「でもわたし、超不器用なんだよね。どうやって切るの?」
「いやー、てきとーですよ、てきとー。だいじょうぶです!」
「やってみようかな」「ぜひ、オススメです!」
薬局でブルーのマニキュアと、チャイハネ店員さんオススメ、ジェルタイプのネイルコートを買い、いざ挑戦!
格闘すること30分。しかしすでにあきらめムードが漂う。
「チャイハネ店員さんの嘘つき! 全然上手く切れないし、貼れないじゃん」
八つ当たりもしたくなる。だがそこで、最近聞きかじった言葉を思い出した。『オーガニック・デザイン』自然や生き物が持っている美しさなどからひらめきを得て作り上げるデザインなのだそうだが、難しいことはさて置き、とにかくバランスを取ろうとせずに作るのだとか。
どの爪も同様にしようとか、端っこまできっちり貼ろうとか、もともとわたしにはできない相談なのである。そういう考えすべてを頭の中から追い払おう。まず塗って、塗りムラに貼って、コートして。ふたたび格闘すること30分。
できた! 初めてペティキュアができた。わたし的『オーガニック・デザイン』作品できあがりだ。

帰ってきた夫に自慢すると、彼は一瞥し「足の爪、なんか汚れてるよ」とジョークにならないジョークを飛ばしたのだ。悔しい。

チャイハネらしい奇抜な模様ばかりで嬉しくなります。

ブルーで統一しました。カラフルなサンダルにもぴったり!
ペティキュアのいいところは、間近で見るシーンがないところです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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