はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
[847]  [846]  [845]  [844]  [843]  [842]  [841]  [840]  [839]  [838]  [837

アカヤマドリのクリームパスタ

アカヤマドリという、きのこをいただいた。
キイロスズメバチに一時に8カ所刺された経験を持ち、珈琲を焙煎し、日本野鳥の会所属の陶芸家であり、山菜にも蛇にもきのこにも詳しいご近所さんが、林で見つけたと、持って来てくれたのだ。

じつは、今年はきのこの当たり年だと聞き、その日、夫と隣りの林を歩いたのだ。すると、あるわあるわ。様々なきのこ達。
だが、きのこに詳しくない夫とわたしが見たところで、食べられるかなど判るはずもなく、きのこ図鑑を見たところで「これに似てる」止まりで、食べようなどとは、つゆとも思っていなかった。
きのこ図鑑を見て、こりゃだめだとあきらめた一番の原因は、シイタケだ。
「あ、これなんか、美味しそう」と指差したきのこが、シイタケだったのだ。
ページをめくるうちシイタケのページが出てきたのだが、これが全くシイタケに見えなかった。見慣れたものも、こうして図鑑に写真で載ると、違って見えるものなのだ。シイタケでさえ判らないのだから、初めて見るきのこを判別するなど、無茶というものだ。それで、はなからあきらめていた。

そこにやってきたアカヤマドリ。クリームパスタにして、赤ワインを楽しんだ。それが、本当にびっくりするほど美味しかったのだ。初めて、きのこに夢中になる人の気持ちが判った気がした。それでも、まあ、シイタケが見分けられないうちは、きのこ狩りに出かけようとは思わないけどね。

大きい! ワインオープナーが、小さく見えますね。

一番大きいのを、洗って、刻みました。これだけで、じゅうぶんです。

写真よりずっと、クリームが黄色くなりました。食欲をそそる色でした。

これは、隣の林のきのこ。可愛いけど、食べられないでしょう、たぶん。

拍手

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
Template by repe