はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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冬の訪れを前に

一度、木枯らしが吹いてから、静かに温かな日々が続いている。小春日和。11月にしか使えないその言葉がぴったりの暖かな陽射しが降り注いでいる。
多少の気温差はあれど、薪ストーブを焚くほどではなく、部屋のなかでもフリースを着込み、野菜スープなど温かいものを煮たりして、冬が訪れる前の時間を楽しんでいる。

「小春日和」という言葉が好きだ。11月にしか使えないというところに特別さを感じるし、英語で言う「インディアンサマー」は「神様が冬眠前にキセルで煙草を吸い、その煙が暖かな日を作る」ので、その日に冬支度をするというのものらしく「あ、神様、キセルふかしてるなぁ」と空を見上げるのも楽しい。11月を「春」や「夏」と呼ぶのも素敵だ。

昨日は、八ヶ岳に雲が乗っていた。八ヶ岳の上にかぶさるようにかかる雲は、八ヶ岳おろしが吹く前兆だとも言われるが、雲の感じが、それとは違っている。柔らかく優しい秋の雲だ。北風は吹かないかも知れないと思っていると、やはりそうだった。八ヶ岳おろしの雲かどうか、見て判るほどには、長く暮らして来たと言うことらしい。

「北風のなか、薪運びをする日々が始まるねぇ」
「これだけ晴れてると、今夜は冷えるかも知れないよ」
昨日、出張から帰って来たばかりの夫と、薪を運んだ。薪を運びながら、夫が北側の軒下を見上げて言う。
「あの穴、埋めなくちゃなぁ」「ああ、キツツキがつついた穴ね」
我が家は、よくアカゲラやコゲラなどのキツツキ達に、つつかれるのだ。
「新聞の冬前家診断チェック表に、かいてあったんだ」
そのままにしておくと、蜂などが巣を作るらしい。
「外板が、はがれかかってる所もあるしね」「あ、ほんとだ」
「でもまあ、とりあえず、今夜は薪ストーブ燃やそうか」「いいね」
霜月の春を楽しみつつも、冬を迎える準備として、やっておくことは、まだまだありそうだ。神様は、あと何回キセルをふかしてくれるだろうか。

八ヶ岳は、雲を嫌がらず、おしゃべりしているような感じでした。

上の方には、こまかいうろこ雲の子ども達。

東の空にも、大きなうろこぐもが広がっていました。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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