はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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再来年の話をすると?

さすがに『来年の話をすると、鬼が笑う』という時期は過ぎたが、再来年ならどうだろう? 鬼は泣くのか怒るのか、それとも暴れるのか呆れ果てるのか。

夫がにわか木こりになり、このところ週末ごとに森に入っている。と言っても、年輪80年程はあるらしき大木を倒すのは、いくら何でも危ないので、森に薪割り機とチェーンソーを持ち込み、切ってもらった木をその場で切ったり割ったりして、軽トラに載せ運ぶ、という作業だ。
わたしや上の娘では、持ち上がらないような丸太を、大量に持ち上げるのだから、身体も痛くなるだろう。しかしわたしは「ムリしないでね」と送り出すしかない。その作業もほぼ落着き、ホッとしている。
今年は、夫がひざを痛めていて、仲間にずいぶん助けてもらったようだ。薪割り機を共有する6人のうちの3人で山に入ったと言う。その夫以外の二人が、すごいのだ。70代だというのに、元気そのもの。重たい薪も何のその。それも「この薪は割りにくいからやめよう」と夫が言うと、俄然むくむくとやる気を出すというチャレンジ精神を持ち合わせている。
なので、こっそりと、しかしもちろん尊敬の念を込めて『年寄りの冷や水ペア』と、呼ばせてもらっている。

「ひざ痛いんなら『年寄りの冷や水ペア』に任せておけば?」と、わたし。
「そういう訳に、いかないでしょう」と、夫。

それがまぁ、再来年以降に使う、薪なのだ。八ヶ岳下しに吹きさらし、よく乾いた頃に、ようやくいい薪になる。
『来年の話をすると、鬼が笑う』という言葉には、諸処由来説はあるにしろ、どうなるかも判らない先の話をしてもしょうがない、架空の存在である鬼だって笑っちゃうくらい現実味がないよ、という意味がある。
再来年の話をしたところで、鬼だって、もはや聞いてもいないだろう。人間だって、今日一日どころか、今を生きるのに精一杯なのだ。

庭の表側、道路沿いに、こんなにたくさん。

寒空の下、けなげに伸びるアップルミントも、あえなく薪の下敷きに。
あまりに強すぎて、雑草扱い。それでも負けずに、春には芽を出すでしょう。

そして、隣の林との間には、さらにこんなにもたくさんの薪が。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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