はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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願い事ありますか?

朝7時半からみっちり経理の仕事をして気がつくと正午だった。税金も納めに行かなくてはならない。ジャージを脱いでジーンズをはき銀行に向かう。
税金納付を済ませると1時前。フィットのエンジンをかけ、窓を開けた。秋の風が入ってくる。ドライブには最適な季節だ。お腹もすいているし高根町まで蕎麦でも食べに行くかと、銀行から走ること10分。『蕎麦カフェいち』に着いた。竹林の中の不思議な蕎麦屋だ。蕎麦屋だがカレーやハンバーグもあるし珈琲も飲める。おもしろい雑貨や本や雑誌が所狭しと置かれている。
「揚げ野菜のおろし蕎麦」と注文し、雑誌を物色する。2年ほど前のクウネルを持って席に座った。雑誌を開いてぼんやりする。ぼんやりしながら店の中を眺める。10人程の若い男女のグループがにぎやかに話している。彼らの注文の方が先だったから、ちょっと待たされそうだ。また雑誌に戻る。
 
そのクウネルに『バカは2回海を渡る』というドキュメンタリー映画の紹介が載っていた。ふたりの若者がサンフランシスコからラスベガスに向かう旅で、段ボールに英語で「もし願いが叶うとしたら?」「人生で一番大切なものは?」と油性マジックでかき、出会った人にインタビューしていく映画だとかかれていた。
願いねぇ、と考えてみた。「2キロやせたい」とか「トルコやチェコに行ってみたい」とか「しばらく放っておいたままの換気扇を小人さんにピカピカに磨いてほしい」とか? まあないこともないけど、どれもピンと来ない。考えに考え、願い事ないかもと思う。今、幸せなのかもと考える。だからその幸せが続くようにと考えた。「大切な人達が今日も笑ってすごせますように」と。
そして一番大切なものは「彼らの存在」かなと。周りの人がいて、わたしがいる。その周りの人にはまた周りの人がいて、その周りの人にもまた周りの人がいる。それはどんどん拡大されて地球規模になるかもしれない。みんなの大切な人が今日も笑ってすごせますように。
蕎麦を食べつつ宇宙は広がり『蕎麦カフェいち』のテーブルについたわたしは地球の小さな点になっていった。

野菜たっぷりのつゆにつけて蕎麦をいただきます
大根おろしに揚げた茄子、獅子唐、薩摩芋、じゃが芋、人参、牛蒡
茗荷とほうれん草も入っていました

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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