はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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眠りに囚われて

眠りに囚われてしまった。
春眠暁を覚えずと言うが、秋だと言うのに毎日眠くてたまらない。
夜はだいたい10時半頃寝て朝5時半に起きる。7時間睡眠。娘の学校の時間があるから規則正しい。それが暑い夏睡眠が足りなくなり、午後3時間くらい昼寝をするようになった。秋になりそれでも足りなくなった。朝のいろいろを済ませ午前中も2時間眠るようになった。12時間睡眠。1日の半分は眠っていることになる。眠らないと頭痛に襲われるので許される限り眠る。
優先事項……経理の仕事、洗濯、買い物、食事の支度、娘の送り迎え、びっきーの散歩などをこなして、あとはベッドでごろごろしている。
これが噂の更年期というものかと、受け入れ態勢万全だ。やらなきゃならないことをやり、眠りたいだけ眠ろうと思う。もっともっと眠りが必要になって起きている時間が無くなってしまったら、それはその時に考えよう。まさか温暖化で人間も冬眠する身体に進化(?)していってるわけじゃないよね?
 
村上春樹の短編に『眠り』がある。『TVピープル』(文春文庫)のラストに収められたその小説は、逆に眠りが訪れなくなった女性の話だ。
歯科医の夫と小2の男の子と穏やかに暮らしていた私。ある日突然眠りが必要なくなり、これまで眠っていた時間を自分のためだけに使うことに喜びを感じるようになる。そして家族との日々の生活が無味乾燥に思えてくる。
「私は義務として買い物をし料理を作り掃除をし子供の相手をした。義務として夫とセックスした。慣れてしまえばそれは決して難しいことではなかった」
私は、学生時代のようにチョコレートを大量に食べながら何時間も本を読み続け、毎日1時間泳ぎ、夜中にドライブした。できる限り自分の時間を有効に使おうと考えた。私に眠りは訪れなかった。そこには間断のない覚醒だけが確実に存在した。
 
もし今余分に眠っている分が、後々返ってくるとしたら何をしよう。いや。それ以前に眠りのない生活なんてお断りだ。

野菜たっぷりのシチューを食べて今日もぐっすり眠ろう

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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