はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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言葉には必要以上に魂を持たせずに

愚痴をこぼし「そうだよねぇ」と共感してもらうことでホッとしたり楽になったりすることがよくある。だがそれで調子に乗ってはいけないと、自分に言い聞かせることも、ままある。
そう思うようになったのは『言霊』(ことだま)について、友人から話を聞いてからだ。
「言葉にしちゃうと、その言葉が魂を持つんだよ。だから、言葉にしちゃいけないこともあるんだよ」
たとえば「離婚しようかと思う」と、迷いながらも友人達に言ってしまったがために、離婚したいという気持ちを、自分で思う以上に膨らませてしまった人。子どもをあまやかしていると批判され「叩いて育てています」と反論し、有言実行に囚われ子どもを叩くようになってしまった母親など。言葉の持つ重みは、思わぬ方向へと人を動かしてしまう場合もあるのだ。

愚痴は、何処までいっても愚痴のままでいい。愚痴って共感してもらうと、あたかも自分が正しいような気分になることもあるし、人の気持ちを掘り起こして、自分が正しいと言いたくなることもある。愚痴には悪意を持ちやすい要素がどうしても含まれてしまうのだ。しかし『言霊』の話は、そんな自分にいつもブレーキを掛けてくれる。言葉には、必要以上に魂を持たせてはいけない。ただ愚痴をこぼし、ほんの少し楽になるならもうそれでいいと。
幸い(?)わたしの場合、おしゃべりな家族や友人に囲まれ、愚痴はこぼすより、こぼされることの方が多い。それでも愚痴りたい時に聞いてくれる人がいるってことは、何より幸せなことだと実感している。

言霊と聞いて思い出すのは、サザンオールスターズの『愛の言霊』
我が家のCDラックにある、この2枚に収録されていました。
『海のYeah!!!!!』『 Young Love 』
ロッド・スチュワートがアルバム『 HUMAN 』で歌っている
『 Soul On Soul 』も、魂という言葉から連想。「心と心を重ね合わせて」
みたいな意味だと思います。愛には言霊は必要不可欠かなぁ。


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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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