はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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稲絵アート、観る目もそれぞれ

市内で稲絵アートをやっている場所があると聞き、観に行ってきた。
と言っても、クリーニング屋さんに行くついでに足を伸ばしただけだ。
ふらっと立ち寄り、ぼんやり眺め、写真を撮って帰ってきた。その間に2組の見物客と遭遇した。

1組目は、70代くらいの男性。会釈をすると、立ち話になった。
「新聞で見て、甲府から来たんですよ」と、彼。
「わたしはテレビで。すぐ近くから、明野なんですけど」と、わたし。
「でもちょっと、写真を撮るにはねえ」
「もう少し高いところから、撮りたいですよねえ」
稲絵は2mほど高くなった畦から観られるのだが、全体を絵として楽しむにはもうちょっと高さが必要だと思っていたところだったので同意した。
するとそこに脚立を持ったやはり70代くらいの男性が現れた。
「ああいうの、持ってこなくっちゃダメなんですね」
わたしが言うと、話していた男性はにっこり笑って言った。
「どうぞお使いください。あれ、わたしのツレなんです」
予期せず、変わりばんこに脚立を抑えつつカメラを構えることとなった。わたしも脚立に上り撮影することができ、礼を言いしばらく話し込んでいた。
そこに2組目がやってきた。50代後半くらいかな。ご夫婦だろうか。
「小さいな」「これだけ?」と話している。
会釈をし、やはり立ち話になった。横浜から美ヶ原高原に行く途中、稲絵アートののぼりを見て立ち寄ったそうだ。がっかりしている様子が伝わってくる。他でもっと規模の大きな稲絵アートを見たことがあるのだそうだ。

不思議なものだな、と思った。
横浜から不意に立ち寄った人。甲府からわざわざ脚立を持って観に来た人。市内に住みクリーニング屋に行くついでに観に来たわたし。
そこまでの距離と、期待の大きさ、それまでの経験。そんなあれこれで、同じ稲絵も違って見えるのだ。テレビでは、子ども達が田植えをしたことや、稲刈りをする人を募集していることなども伝えていた。そんなこんなを知っているかどうかでも、違ってくるのかも知れない。
田んぼに描かれたフクロウ達の表情が、高見ではないが、そんな人間達を見物しているかのように見えてきたのだった。

フクロウの絵、判りますか? 向こう側の田んぼには月と星。
脚立に上って、手を伸ばして撮って、やっとこのくらいです。

近隣の山々と一緒に撮ると、こんな感じです。

右手手前の双葉、葉っぱの部分です。

アップにしてみました。4種類の苗で絵を作っているそうです。

北杜市の市の鳥は、フクロウなんですね。
山梨がその昔「星見里やまなし」と呼ばれていたことも知らなかった。
今月10日に、稲刈りだそうです。

駐車場には、無人の産直野菜販売所がありました。

野菜って綺麗だな。店頭にはトウモロコシもありました。

家に帰ると、玄関先の葉っぱに赤とんぼがとまっていました。
まだまだ暑いけれど、秋の気配は日々色濃くなっていきますね。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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