はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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フジテレビへの熱い片思い

もとよりフジテレビに対する憎しみはない。12年の歳月はわたしに静かなあきらめをもたらした。もういいじゃないか。そういう名前のテレビ局があったことなど忘れよう。過去のことだよ。未来は他の局に放映してもらおう。きっと10年後にはそんな名前のテレビ局があったことも、月9のドラマも、忘れ去られているよ。えっ? フジテレビ? 何それ昔のテレビ局の名前? ふーん、聞いたことないなぁ。なんて具合いに。
 
というのは単にわたしのひがみです。フジテレビの方ごめんなさい。だって、うちフジテレビ映らないんだもん! 面白そうと思ったドラマに限ってフジテレビだったりして、テレビ欄を見て味わう一瞬の期待とその後訪れる落胆に何度泣かされたことか……。
越してきて5年はケーブルテレビと交渉を繰り返した。しかし返事は「そちらの地域では採算が合わないためケーブルの工事はできません」の一点張り。
わたしのひがみ根性か「山ン中に住んどいてテレビ観ようっての? はは。笑っちゃうよね」と聞こえるようにまでなった。
しかし今ではオンデマンドで一話300円ほどでドラマも観られるようになり、この地域ではうん万円の契約費用がかかり月々の支払いもしなくてはならないケーブルテレビも、もはや必要ない。
 
今、心は凪いでいる。夏の終わりに来た台風はウッドデッキに松葉を散らしていったが、夜中に目覚めて見た十五夜の月は美しく、流れる雲間に星も瞬いていた。12年間フジテレビが観られなかったことと引き換えに手に入れたものの方が確実に大きいのだ。
そんなことを考えながらフジテレビの東野圭吾ミステリーをオンデマンドで楽しんだ。かくして12年の歳月を経てフジテレビへの熱い片思いは成就したのであった。めでたし、めでたし。

山梨番の新聞はテレビ欄もフジテレビははじっこ あ、これ朝日新聞だから?

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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