はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ちょっと寄り道 その2

夕飯の買い物に行く途中ふたたび寄り道をしてみた。お隣りは須玉町にあるカフェ『廃校喫茶フィトンチッド』だ。
「夫も仕事でいない土曜日だし、ちょっと寄り道もいいかも」
と、分岐をいつもとは違う方向に曲がった。

廃校になった小学校を利用したカフェは、ひとつしかないという教室で珈琲が飲めるようになっていた。窓が大きいからか、空気がしんとしていて開放感がある。とても静かな空間だった。自分のなかにあるものまでもが、しんとしていくような、解放されていくかのような心持ちになっていく。
カフェの名「フィトンチッド」は樹木から分泌される物質の名前で、森林浴で癒されると感じるのは、このフィトンチッドのおかげらしい。林の隣りに住むわたしは日々森林浴をしているつもりになっていたが、こうして空気がしんとしているのを感じる時間をもっと大切にしようとあらためて考えさせられた。

さて。寄り道することを「道草を食う」ともいう。馬に乗り移動していた頃、馬が道端の草を食べなかなか前へ進まないことから来た言葉らしい。馬は馬で、きっと道草食ってパワーをつけてたんだろう。人間も道草食いながら、その道草に小さなパワーをもらいつつ、どうにかこうにか歩いているのかも知れない。フィトンチッドは、そんな心の道草にはぴったりの場所だった。

入口の看板です。すべてが手作りっていう感じ。

この英語のスペル、フィトンチッドと読めなくて戸惑いました(笑)

ちょっと離れて見ると、もと学校だった雰囲気が伝わってくる感じ。

教室に入ると、クッキーやショートブレッドが並んでいます。
陶器や絵、金属のアーティストさんの作品もありました。

カウンターとメニューがかかれた黒板。文庫本がたくさん。

カフェオレ。苦み濃い目でオーレにして美味しい珈琲でした。

天井からつるされた電球には、さりげないドライフラワー。

薪ストーブも、すぐそばには薪もありました。

黒板に、オルガン。教室だったんだもんね。

窓を見ても、むかし学校だったことがよく判ります。

窓際には、手作りかな? 楽器が置いてありました。

子猫が7匹いるそうです。お母さんのおっぱいを飲んだり、遊んだり。

白い子も黒い子も、いました。とことことこ。

きゃわいいにゃー。おなかも肉球も見せ放題だにゃー。

子猫達は、7匹みんな貰い手が決まっているそうです。

手作りの白梅干しと鉄細工のペン立て&ペンを、購入しました。
北杜市在住のアーティストさんの作品だそうです。

ボールペンです。重みがあって、かきやすいです。
会社の新オフィスで、夫に使ってもらおうと思います。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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