はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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おばんざいの木の芽

東京で、友人とランチした。ゆったり和食だ。
野菜がいっぱい食べられそうだと「おばんざい膳」を選んだ。イメージ通り、里芋の煮物やセリのお浸し、オクラ味噌、切り干し大根の煮物、牛蒡と白滝のきんぴらなど、いく種類もの野菜を楽しめた。
シルバーウィーク前半、バーベキューをし、自分でも信じられないほど肉を食べた。身体じゅうにパワーがみなぎり、やっぱり肉を食べなくっちゃと思った。しかしそれから、野菜が恋しい季節となったのだ。身体は、自然と必要なものを欲するものなのである。

そのおばんざいの里芋の煮物に、木の芽が載せてあった。木の芽は新芽でやわらかく香りがよかった。
「庭の木の芽、山椒の葉っぱは、もうすっかり硬くなっちゃったのに」
こうして季節を問わず、作っている人がいるんだなと、つんとした香りを楽しみつつ感心した。
普段は野菜売り場を歩き、冬でもトマトや胡瓜が買えることに違和感さえ持たない。だが、庭の木となるとぐんと身近で、旬の季節もはっきりと判り、こうして驚かされたのだ。知っていながら忘れていることの多いこと。
そう考えてやっと、里芋も、大根も、牛蒡も、オクラも、セリも、いいものを作ろうと丹精込めている作り手がいるのだと思い出す。

京都のおばんざいは、お番菜とかくのが一般的で、番の字には「常用、粗品を示す」意味があるらしい。普段のおかずということなのだろう。
久しぶりに目にした「おばんざい」という言葉に、その味に、普段のおかずにも、もっと心を配ろうと思った。素材ひとつひとつにも、心を寄せつつ。

冷奴が最初に出てきました。粗塩でいただきました。

お漬物3種類とちりめん雑魚は、おかわり自由。

「おばんざい」という名の通りのおかず。厚焼き卵はちょっと甘め。

赤出汁の具、大根や牛蒡が大きい! 煮ものくらいの大きさでした。
今度やってみよう。と新しい風を食卓に吹かせるのも外食のいいところ。

ご飯はもちもち。もう新米だったのかなあ。

丸の内オアゾ6階『蔵人厨ねのひ』でのランチでした。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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