はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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障子張り

3連休。夫婦で、障子の張り替えをした。
我が家は、和と洋が点在する造りになっていて、和室以外にもいくつか障子がある。張り替えたのは、穴が空いたまま放っておいた末娘の部屋の障子だ。吹き抜けになっている1階の居間からも見える場所なので、いい加減格好悪いよねと、重い腰を上げたのだ。

案ずるより産むがやすし。張替えは、ことのほかスムーズに終わった。
一つ実感したのは、障子ってコワレモノなんだよなあ、ということ。ちょっとぶつけただけで、あっさり穴が空いてしまう。
そういうモノを触ること自体、最近なかったと思い至った。
「ここに置いたまま作業したら、絶対、穴空ける」と、わたし。
「そこも、風が吹いたら、倒れそうじゃない?」と、夫。
張り替え自体よりも、張ってからの作業の方に気を使う。

だが若い頃なら、もっと緊張感を持って臨んだだろう。今やっている自分の仕事が無駄にならないよう、細心の注意を払ったことだろう。しかし、歳をとるのもまたいい。もし穴を空けてしまったらやり直せばいいさという開き直りが、胸の奥の芯となるところにあるのを感じる。歳をとり、失敗が多くなったことをきちんと自覚している、ということなのかも知れない。軽々またげると思っていたところでつまづくことにも知らず知らず慣れてきたのだ。
それが、たかが障子張りであるが、そこに楽しさを見出せる鍵となる。
50代を生きててよかった。そう思えるささやかなひとときである。

けっこう簡単にできるものなんですね。精度を追及しなければ(笑)

完成図。この3枚を張り替えました。
子ども部屋ですが、築16年の現在、いまだ壁を塗っていません。
障子を張りながら、今年は塗ろうかと話しました。

昔はこういう普通の障子を「明かり障子」と呼んだそうです。
ガラスがなかった時代の知恵から生まれた彩光を取り込む建具なのだとか。
ここの障子は、確かに陽の光が入ってきますね。
夏は開け放って風を通しますが、冬の光はまたやわらかそう。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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