はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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たゆたう帆の光

真珠婚の結婚記念日から、半年と少し過ぎた休日。夫が、ペンダントをプレゼントしてくれた。
友人の友人で漆のアクセサリーを作るアーティスト『月ノ聖』さんの作品で『帆』と名のつく帆船の形をしたものだ。
わたしがブランド品や宝石などに興味がないことを知っている夫は、彼なりに試行錯誤し、探してくれていたらしい。
漆でできた帆船の中央にはいくつかの石がはめ込んであり、それがきらきら光っている。ラブラドライトかラピスラズリだろうか。まるで帆船から見た波のように、光たゆたう。見る方向や洋服の色などによって光の色を変え、とても綺麗だ。うれしい。

ペンダントをつけていて、ふっと「今、何色に見えるのかな」などと考えるのも楽しい。それがまた、自分に見えないというのがおもしろい。
「自分は、自分には見えないもんなあ」
たぶん人から見たわたしも、たゆたう『帆』の光と同じく、見る方向によって見え方によって、違うように光り、あるいはくすみ、まるで違って映るのだろう。友人から見たわたし。両親から見たわたし。子ども達から見たわたし。
夫からは、じつはどんなふうに見えているのだろうか。少なくとも、このペンダントが似合うとは思ってくれているのだろうけれど。

全く色を見せない、光っていない状態です。

真ん中だけ、ピンクっぽく光っています。

それが、違う角度から見ると、同じところが緑に。

今度は、帆船の甲板部分がグリーンに光っています。

全体が淡いブルーと白い光を放っていたかと思えば、

こんなふうに、緑、青、紫といろいろな色に光ったりもします。
楽しんで、使いたいです。大切にします。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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