はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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我が家の味ができるまで

庭の茗荷が、収穫の時期を迎えた。
ぷっくり太った茗荷が、土の中から顔を見せるさまは、とても可愛らしい。
草とりをしながら、ここにも、あ、ここにもと見つけるが、小さなモノは掘り起こしたりせず土をかぶせたままにする。茗荷は香りが強いせいか虫に食われることもなく、土のなかがいちばんいい保存場所になるのだ。毎年、夏の間ゆっくりと楽しむことができる。

庭で茗荷を収穫するようになってから、毎朝の味噌汁の薬味が、葱から茗荷へと変わった。うちの味噌汁といえば茗荷をたっぷりと載せたモノで、それが我が家の味となりもう何年も経つ。

栗原はるみの料理本『ごちそうさまが、ききたくて』のなかのエッセイに、美味しい野菜を揃えた八百屋さんの近くに越してきてから野菜をたくさん食べるようになり、野菜料理のレパートリーが増えたとかかれていた。それを読み、素材ありきで作る料理の方向性みたいなモノが変わっていったりするものなのだなあと思ったのだが、我が家の味噌汁の薬味は、まさにそれ。庭で収穫できないときにも買い求め、茗荷を載せるようになっていったのだ。

今では季節を問わず野菜が買えるが、昔はこうして季節の野菜を味わい、野菜ありき、素材ありきで料理をしていたのだろう。そんな旬の採りたて野菜を料理することも、今の時代、贅沢のひとつとなった。そんな贅沢を、庭の茗荷に味わわせてもらっている。

太った茗荷さん、発見。うれしいな。

ここ庭の一角が、茗荷畑になっています。

収穫仕立ては、泥だらけ。粘土質の土です。

切ると、買ったものとの違い歴然。身がしまっています。

朝、庭に出て採った茗荷を、味噌汁にたっぷりと載せて。

白髪葱と茗荷の千切りで、鰯の酢味噌和え。ワインにも合います。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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