はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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色と色の間に広がる宇宙

「春色」といえば、桜色を思い浮かべる人が多いのだろうか。しかし、わたしがいちばんに連想するのは、菜の花の黄色だ。

薄い黄色のセーターに合わせて、黄色いバッグを買った。
軽くていろいろ簡単に入って、なかにはポケットも3つついている。使い勝手がいいところが気に入った。白と黄の組み合わせに取っ手がベージュ。ショルダーバッグ用の紐は、取り外しできる。うららかな春の日に、用がなくても出かけたくなるようなバッグだ。

ところでセーターと合わせてみて、コーディネートに違和感はないのだが、ふたつは異なる色なのだなと漠然と感じた。調べてみると、セーターは淡黄蘗色(うすきはだいろ)、バッグは淡黄色(たんこういろ)に近い。
ネットで色見本を見比べてみたのだが、見比べるほどに、その色の種類の多さに驚いた。黄色と呼ばれる色にも、たくさんの種類がある。それは、赤も青も緑も同じ。聞いたこともないような名の色が並んでいる。

セーターとバッグ。異なるふたつの色。
その名前がついた色と色の間にも、名前がついていない色があるのだろうか。円周率の小数点以下の数字のように永遠に続く宇宙が、色と色の間にもあるのだろうか。セーターの黄色とバッグの黄色の間に広がる宇宙。それは、何処までも何処までも、ずっとずっと続いていくのだろうか。

皇居のお堀をバックに。後ろ姿で失礼します。
太陽の光の下で見ると、バッグ、黄蘗色(きはだいろ)の方が近い?

セーターとバッグの色の違い、こんな感じ。判るかな?

東京から帰ってきたら、庭では山吹が咲いていました。
濃い黄色。山吹色。好きな色です。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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