はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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神楽坂散歩

ポールのコンサートの待ち合わせ時間まで、ひとりふらりと神楽坂を歩いた。
坂の途中までは何度も歩いた道だし、いつも立ち寄る陶器屋もある。お湯呑みペアの『昼の桜&夜の桜』は、そこで買い求めてもう長く使っている。
だが、行ったことのないところまで行こうと、ふらふらとウインドウショッピングと呼ぶにはカタカナ的ではない『散歩』を楽しんだ。そして、もう少し、もう少し先までと、ただただのんびり歩いた。小春日和である。

神楽坂がいいのは、真っ直ぐ歩いて面白いところだ。真っ直ぐ行って真っ直ぐ戻る。迷うことはない。方向音痴な人間には、とてもフレンドリーな場所だ。
「真っ直ぐって、いいね! 神楽坂くん」と、いいねをクリックしたくなる。

その、いつもより先に『赤城神社』はあった。
2009年に建て替えたとあり、建てたばかりの美術館のような綺麗な境内。ふらっと何故か左に逸れて進むと(ここら辺りに方向音痴の素質が、強く感じられるのだが)小さめの鳥居があった。『八耳(やつみみ)神社』とあり、小さく奉られている。
「あらゆることを聞き分ける天の耳」を持つ聖徳太子が御祭神。
「八耳さま、八耳さま、八耳さま」と3回心のなかで唱えてから願い事をすると、その天の耳で聞き、かなえてくれると言う。
お参りし、しばらく立ち止まって考えていた。
「あらゆることを聞き分ける、かぁ」
人は、そういう耳は持っていない。だから、考えるのだなぁと。
たとえ聞き分けることが上手く出来なくとも、たとえ答えは出なくとも、考えて考えて考えて、日々生きていくしかないのだ。

ふらふら歩いていたら、パッと目の前が開けて、赤城神社に出ました。

お参りして、神社の敷地内にある『あかぎカフェ』で休憩。
ランチもできる、ちょっとお洒落な空間です。
  
神楽坂は、新しいお店と古いお店が混在していて、面白いです。
広島風お好み焼き屋さんなのに、何故に野菜が並んでるの?
 
戦利品は、ハンドキーパーの梟の『ほーすけ』両羽根の後ろに穴があって、
冬の間、冷たくなった右手くんと左手くんを温めてくれそう。
これは、飯田橋の駅ビル『ラムラ』の雑貨屋で購入しました。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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