はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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すべてのチーズが切れている世の中に限りなく近づいている

「えっ? みんな切れてる。これもこれも、あれも」と、わたし。
「この一番でっかい奴しかないんだ。世の中便利になりすぎたかも」と、夫。
スーパーで、スモーク用に塊のチーズを探していたのだが、5種類ほどある長四角のプロセスチーズのほとんどが『切れてるチーズ』で『切れていないチーズ』は、1種類しかなかった。

『切れてるチーズ』が発売された時には、おー便利! と感心したが、切れていないものがあって初めてその便利さは感じるもので、今では『切れてる』ことの方が当たり前になってしまったのだなぁと淋しく感じた。『切れてないチーズ』には「お好みの大きさに切ってお召し上がりください」と、これもまた、わざわざかかれている。ここまでかくなら「またはそのままがぶりとかじってお召し上がりください」くらいまでは、かいて欲しいよなぁなどと、イチャモンに近い文句も言いたくなる。(それは、イチャモンです)
だが『スローフード』や『マクロビオティック』などという言葉に関心を持ちつつも、手に取るものが便利な方向に向いていくのもしょうがないと、自分自身を振り返っても判る。便利で美味しく食べられるんなら、チーズが切れてるくらいのことで、文句を言ってはいけないのだ。

夫が作るベーコンは、文句なく美味しい。それもそのはず。1週間手作りのタレ(ピックル液)に漬け込み、1日水にさらして塩抜きし、味を落ち着かせてから、半日がかりで温度管理をしながら、ウッドデッキでのスモーク。日曜の朝、わたしが起きる前から、スタートしていた。

美味しいものを食べたいから、手間をかける。当たり前のことだ。
だが今では、当たり前だった方程式が崩れ、すべてのチーズが切れている世の中に限りなく近づいることを感じる。夫のベーコンは、そんな時代に何かメッセージでも持っているかのように、深く深くスモークの匂いを漂わせていた。

スモークチップと、肉の匂いのコラボレーション。たまりません!

「出来たかなー?」「うーん。いい感じ」
  
スモーク臭さを飛ばすために、しばらく干すそうです。豚ばら肉と沢庵。
ウッドデッキのR2-D2も、一仕事終えて、ピポピポ言っています。
言う訳、ないか(笑) ところで、C-3POは、何処行った?

ベーコンの塩味と脂のみで、ジャーマンポテトを焼きました。
イタリアワイン、モンテプルチアーノ・ダブルッツォと一緒に。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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