はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ヴァンフォーレ甲府、J1残留決定!

海鮮鍋を、食べていたはずだった。海の幸の旨味がいっぱいの熱々の鍋。
ところが、口に入れてみたら、それは鶏肉だったのだ。
「ああっ! 鶏肉食べちゃったぁ!!」
そこで目が覚めた。悪夢だった。

鶏が苦手、ということではない。逆に鶏肉は、大好きだ。なのに何故こんな夢を見たかと言えば、単純極まりない脳の構造が読み取れる。
山梨唯一のJリーグチーム・ヴァンフォーレ甲府の応援で、金曜土曜の週末2日間、わたし達夫婦は鶏肉断ちをしているのだ。
名付けて『目指せJ1残留! ヴァンフォーレ応援ジンクス、我らが甲府はチキンじゃない! チキン断ち作戦』
それなのに、食べちゃった! という土曜の朝の悪夢だった。

今期J1に昇格したも、Jリーグ史を塗り替えるまさかの8連敗を喫し、夫とふたり、考えに考えた作戦だ。それから勝ち点を着々と積み上げ、土曜のホームで迎えた大分戦。引き分け以上で自力の残留を決められるというところまで持ってきた。
「だいじょうぶ。チキンは食べてない。ただの夢だ」
わたしは自分に言い聞かせ、応援にのぞんだ。

夫が足を負傷していたため、家での観戦。ところがである。何ということであろう。契約しているにもかかわらず、スカパーが映らない。アンテナが折れていないことを確認し、スカパーに電話をかける夫。どうしても映らなければ、今からでもスタジアムに行こうかと考えつつ、それでも冷静に電話のサポートに従い、あれこれやっている。テレビにヴァンフォーレのユニフォームが映ったのは前半20分。0-0だ。
「疲れたぁ」「いっきに、疲れたね。でも試合はこれからだ」
ふたり缶ビールで乾杯し、洗濯物をたたむこともせず集中して応援した。
結果は0-0のまま。大きな勝ち点1を積み上げ、ヴァンフォーレは見事、自力でのJ1残留を勝ち取った。

「おめでとう!」ふたり、ふたたび乾杯した。
「これで、心置きなくチキンが食べられるね」「思いっきり食べよう」
その時ちらりと頭をよぎった。来期も、金土のチキン断ち、するのかな?

応援グッズ。カッパは、雨に降られた夫が購入しました。
夫は年間サポーターなので、パスポートでホームの試合はすべて観られます。

小学生だった末娘が、入場券と共に配られるくじで当てたサインボール。
記憶にありませんが、奇しくも初勝利の日だったようです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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