はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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春の訪れを感じて

「きのう、飛んでたね」と末娘。「うん。飛んだ!」と、わたし。
「急にあったかくなったからね」「春を感じるね」
「きょうも飛んでるよ」「うれしいねー」
暖かな日差しのリビングでの会話、春の訪れを喜ぶ3月に相応しいものだ。
「しかし、情緒のない春の感じ方だよね」と末娘。「全く」とわたし。
何しろ「飛んだ」のは「無線ラン」なのだから。我が家の無線ランは寒いと冬眠し、冬の間は有線が活躍する。
何度目かの春一番が吹き荒れ、わたしがタートルネックを脱ぎ、初めて丸一日薪ストーブに火を入れず、庭の雪柳の蕾がはち切れんばかりに膨らみ、それとほぼ同時期に毎年、無線ランが飛ぶ。我が家の春は、無線ランの冬眠からの目覚めと共に訪れるのだ。

友人からもらったレモンバームも暖かなリビングで育ってきた。そろそろ植え替え時期だろうか。いや、まだもう少し。外の風はまだ冷たくなる日もある。レモンバームに水をあげ、末娘と、彼女が引っ越す日取りなどを相談した。

ときどき葉を千切っては匂いを吸い込み、楽しんでいます。
「悲しみを追い出すハーブ」 効用のほどは如何に。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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