はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
[586]  [585]  [584]  [583]  [582]  [581]  [580]  [579]  [578]  [577]  [576

夢始め『待ち針』編

夢の話は、つまらないから人にするなとの忠告を、何処かで読んだことがある。なので、家族以外に話すことは少ないが、年明けに見た馬が登場した夢は、面白がってくれる友人も何人かいて、再度、夢の話をしてみようかという気持ちになった。

幼稚園の教室を、わたしは傍観していた。南向きに建てられた園舎にはたっぷりと陽が射し、園庭はにぎやかに駆け回る子ども達であふれていた。その教室の窓際で一人の男の子が、両手いっぱいに鷲掴みにした待ち針を教室中にバラ撒き始めた。先生達は躍起になり止めさせようとするが、待ち針は後から後から彼の手にあふれ、教室の天井めがけ、花びらでも撒くかのようにそれはもう嬉しそうに思いっきり投げ上げる。待ち針は大きさ形もまちまちで美しい。シルバーピンクのものもある。それが色鮮やかに宙を舞う。「危ない!」と思うのだがわたしは傍観者で、他の子ども達も一向に気にも留める様子もない。ただ大人だけが、必死に叫ぶのみである。

この夢を見た前日、わたしは二つのことをした。一、Facebookに『金平糖』のことをかき込んだ。二、東野圭吾原作ドラマ『眠りの森』を観た。
カラフルで小さな金平糖から、待ち針が連想されたのだと想像する。そしてドラマの題材となった『眠りの森の美女』では、姫を百年の眠りにつかせた糸車の針が登場。針は人を刺すものとなる。撒いたのは、節分が近づいたからか。

目覚めて冷静に考えると、なんて単純な、と思わざるを得ない夢が多いのだが、眠っている間に、どうしてまたこんな風にややこしくこねくり回して創り直すかなぁと、そのシステムには、我ながら呆れてしまう。
ちなみに今回、舞台として選ばれたのは、幼い頃通っていた東京は板橋区の『みどり幼稚園』だった。あの園舎はまだ、あるのだろうか。

ずっと使っていない裁縫道具など、ごちゃごちゃに入れた箱を開け、
懐かしい気持ちでいっぱいになりました。ミシン刺繍用のカラフルな糸。
とれたボタンや、カラーボビン。右上にある指ぬきは、小学校の時のかな?

パッチワークの針山は、中学の時に家にある布で作りました。
1本だけ、ちょんと刺してあるのがシルバーピンクの待ち針です。
リスくんの針山は、吉祥寺の雑貨屋で見つけたものです。300円也。
このリスくん、ウルトラマンに似てると思うのはわたしだけ?しゅわっち!

拍手

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
Template by repe