はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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いつも猿を見かける坂を下りつつ

朝、車中で模試に向かう娘との会話。
「きょうはお猿がいないねウキィ」
と、いつも猿を見かける坂を下りつつ、わたし。
「雨だからねウキィ」
と、調子を合わせる娘。
「お猿も雨宿りウキィ」
「猿はのんきだウキィ」
「お猿もいろいろたいへんなのかもウキィ」
「でも猿はきょう、模試じゃないウキィ」
「母もきょう、模試じゃないウキィ」
「母ものんきだウキィ」
「母もいろいろたいへんなんだウキィ。バナナを量り売りで買う夢をみたウキィ。バナナのヘタの部分を切り落としたら安くならないかと交渉したウキィ」
「そういう夢を見る母を持ったことが悲しいウキィ」
「お褒めいただき光栄ウキィ」
「ウキィ……」
受験生の娘との会話は気を使ってたいへんだ。ウキィ。
         娘とふたたび訪れた蓮池 今がいちばん綺麗かも

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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