はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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目に見えない努力?

昨日は1日、眼鏡をかけて仕事をした。近視の眼鏡である。
書類を確認するのも、パソコンを叩くのも、眼鏡の方が楽なのだ。10年前から老眼が始まり、コンタクトをしたままでは近くのものが読みにくくなった。
だが、ドライアイでもありワンデイコンタクトを使っている以上、つけたら外せない。眼鏡をちょっと上にずらして見るような、気軽さはないのだ。その眼鏡は度が弱く、仕事をするには丁度いい。ただ、運転するには不安だ。だいたい、眼鏡に慣れていないので、目と眼鏡との距離に微妙にずれていく世界がつかめず、我が家の階段でさえつまずく始末。運転など出来るものではない。万事が万事は、上手くいかないものである。
運転しなければならない日は、コンタクトをつけ1日過ごす。末娘が高校に通うために送り迎えしていた昨年までは、朝起きて、コンタクトをつけるのが当然の習慣だった。今はそれがなくなり、多少自由に使い分けている。

そんな調子でいられるのも、老眼が始まってから10年、ほぼ進行していないからだ。老眼という沼に片足をとられながらも、なんとか近視のコンタクトで過ごしている。
コンタクトで過ごすことにより、日中は近くのものもがんばって見るしかない。疲れる。疲れるが、これがいいリハビリになっているようなのだ。知らず知らず目の筋肉体操をしているらしい。
「わたしの目、目に見えない努力をしているんだなぁ」
などと感心することしきり。しかし。

五十肩がよくなり、夫にストレッチをするように言われるが、なかなかやる気が起きない。毎日かかさず入念にストレッチする夫を眺め、目の筋肉のように自然にストレッチ出来ないものかと怠惰に考えつつ、ちょっと肩と首を回しては「おっ、気持ちいい」と言って「それは、ストレッチじゃない」と、呆れ果てた夫に指摘されるのである。目に見える努力もまた、必要なようだ。

常時眼鏡をかけている夫は、眼鏡を拭くのもマメです。
わたしが、着ているフリースとかで眼鏡を拭いていると呆れられます。
  
おかーさん、僕が誘わないからって、少しは歩かないとダメですよ。
ウォーキングシューズ、プレゼントしてもらったんでしょ。
ほらほら、外はいいお天気ですよ。気持ちいいですよー。
これは11歳の夏の写真です。「笑うびっきー」とは、おとーさん。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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