はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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境い目に立っている

毎日のように車で通過する堰の上。橋というほどのものではないが道路の継ぎ目で、かすかにバウンドする。ここは、区と区の境い目になっている。県境いなどではナビが「山梨県に入りました」などとアナウンスするが、もちろんそんなことはない。小さくバウンドし、通過するのみだ。

小さな境い目は、何処にでもある。
例えば、昼と夜の境い目。訳もないもの淋しさと、逢魔が時の胸騒ぎとが混在するその境い目には、細い線で区切ることのできないもどかしさが伴う。

大人と子どもの境い目。歳をとっても大人になれない人は、いつその境い目をまたぐのだろう。わたしは子どもと大人の境い目をまたいだのだろうか。

小学校の頃、教室の木製の机は二人分がくっついていた。真ん中に線があり、ノートの端が消しゴムのカスが、その線から出ると腹を立てる男子がいた。

花と蕾の境い目。風と嵐の境い目。黄色とレモン色の境い目。歩道と車道の境い目。できるとできないの境い目。光と影の境い目。きっととたぶんの境い目。幸せと不幸せの境い目。なかと外の境い目。家族と自分の境い目。
誰もが、何かしらの境い目に立っているんじゃないだろうか。
堰の上を通過するたびに、自分のなかの小さな境い目が、ぴくんと揺れる。

この堰沿いが、区と区の境い目になっています。

こちらは上流側。ずっとずっと上の方から流れてきます。

我が家の北側は、堰上までが所有地。急な傾斜で何もできません。

ユキノシタが、白くひっそりと咲いていました。

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水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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