はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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マムシグサ・パレイドリア

シュミラクラ現象とは、動物にプログラムされた「3つの点から顔を見出す」脳の働きを言う。外敵を判断するためだと考えられている。
しかし、3つの点がないにもかかわらず、それを顔のように感じてしまうものが、ままある。花は、そのひとつだろう。

散歩するのに気持ちのいいこの季節。何だか見られているように感じることがある。視線を感じて振り向くと、そこ此処に咲いている花がある。マムシグサの花だ。3つの点は持たないが、生き物であるマムシに似ていると名をつけられただけあって、存在感は大きい。

シュミラクラ現象でなければ、何なんだ? と思って調べると、これかも知れないと思えるものが出てきた。
「パレイドリア」
普段からよく知ったパターンを、本来そこには存在しないにもかかわらず思い浮かべる現象。ギリシャ語で「映像通りじゃなく」というような言葉らしい。
雲が魚の形に見えたり、壁のシミが動物に見えたり。違うって判っていながら、何かのように見えてしまうことを言うそうだ。

知っているものを、置き換える。うーん、確かによくある。
もみじの葉っぱを見て、赤ん坊の手みたいだと思ったり、どんぐりのヘタ(?)を、帽子をかぶっているみたいだと思ったり。
パレイドリア。知らない言葉だったけど、身近にあることだったんだな。
ところで、パレイドリアと聞いてドリアの仲間なのかな? なんて思ったりするのも、パレイドリアなんだろうか。

こんなふうに、道端に咲いています。「居る」という雰囲気。

蔓が絡んだものも、ありました。

マムシではなく、鳥が羽を広げたようにも見えますね。

くるんと丸まって、咲くものも。

三角関係的な位置で、咲くモノ達も。

ふたりでフラダンスするように咲くモノ達も、ありました。
毒があるそうです。赤い実が生るけど食べてはいけません。

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水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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