はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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春雨じゃ、スープで温まろう

最近のひとりご飯で、マイブームは、春雨スープだ。
生姜と白菜必須で、あとは、冷蔵庫にあるもの。きのこ類や青菜、鶏肉などがあれば、なおいい。味つけは、鶏がらスープのみ。生姜を薄切りにして、たっぷり入れるので、辛みも味わえ、温まる。
なかなか効果が表れないダイエットにも、期待できそうだ。

ハマったのは、立川に出る度に寄る、駅ナカのワンタン屋さんで春雨ワンタンを頼むようになってからだ。ワンタン麺にすると、ボリュームがあり過ぎて、食べきるのに苦労する。春雨なら、するりと食べられ、値段も安い。辛いもの好きのなかにも、これは辛すぎる! と言う人がいるであろう辛ーい『四川タンタン風』に、まずハマり、春雨のコシの強さにまた、ハマったのだった。

ところで、今年も流行語大賞が決まったらしいが、後世にまで残る名セリフとは言い難いというのが正直な感想だ。春雨といえば、歌舞伎でも有名な月形半平太のセリフ「春雨じゃ、濡れていこう」を思い出す。
春の雨のなか、傘を持っているにもかかわらず、あえて濡れていこうと言う。一瞬「えっ、何故に?」「わざわざ?」と思わせ、小さな驚きを演出し「雨のなか、濡れて歩くのもまたよし」「かっこいいかも」と再考させる。ここに粋と思わせるポイントがあるように思う。
だが、粋なだけの言葉かと思いきや、じつは春風に吹かれる霧雨は、傘をさしても濡れ方は、たいして変わらないからだという説もあるらしい。粋であり、また現実的でもあるという訳だ。
時代を超えて残る言葉というのは、何かしらポイントがあるようだ。

さて。春雨じゃ、スープで温まろう。
まあ全く、粋ではないけれど、この季節、現実的な欲求まっしぐらだ。

さっと茹でただけ。コシが強く残っている方が、美味しいです。

大きな薄切り生姜を、がりがりかじるの、大好き。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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