はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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都会の藤と田舎の藤

野山に咲き乱れる藤の花を見て、なつかしく思い出した。びっきーがいた2年前の春まで、彼と散歩する道すがら、藤の花が咲いたことを教えてくれたのは足もとに散ったいく枚かの花びらだった。

それを都会に住む友人に話すと「田舎では、そうなんだね」と言われた。
都会では、藤は藤棚で咲くもので、それは花壇に咲いているチューリップの如く、人によってきちんと整備された主張を怠らない花であり、そのイメージが定着しているのだそうだ。なので、高い、視野の範囲を超えた場所で咲き、地面に落ちた花びらでその花が咲いたことを知るなど、あり得ないことらしい。

それを聞き「そうだっけ」と、すでに都会での暮らしを思い出せなくなっている自分に気づいた。山梨の田舎に越して来て15年と少しが経っている。それでも、東京で暮らした時間の方が遥かに長いというのに。
わたしはもう、すっかり田舎のねずみになったのだろうか。
見上げる高さの藤の花を愛で、嬉しいような淋しいような気持になった。

東側の林で咲いている藤の花です。高い場所にもたくさん咲いています。

こちらは、夫が一眼レフで撮った写真。
普段は遠目にしか見えないひとつひとつの花を、綺麗に捉えています。

足もとに落ちた藤の花。風情がありますよね。散った花びらは、藤色じゃなくて紫色なんですよね。藤が終わると、白い房のニセアカシアですね。あの匂い、犬的観点からは強すぎて好きにはなれないなぁ。ところでおかーさん、足もとで藤の花びらを見つけてないってことは、散歩をサボっているんでしょう。それじゃあ太る一方ですよ。全くしょうがないなぁ。ぶつぶつ。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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