はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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心に栞を挟みつつ

話すのは上手とは言えないが、聞くのは得意な方だと思う。
特別に知識が豊富なわけではないから、話を聞くことは面白い。要するに聞く方が好きなのだ。傾聴術などというものとは程遠いが、誰かと話をする時に、大きく影響を与えられ、いつも胸の片隅に留めている詩がある。
西村祐見子『せいざのなまえ』(JURA出版局)に収められた『あいづち』だ。

あいづち

はなしている人の こころに
きいている わたしの こころに
そっと はさんでいく
それは 小さな しおりです

久しぶりに開いた『せいざのなまえ』の紐栞は、やはり『あいづち』に挟んであった。だが、久しぶりに読み思うのだ。最近のわたしは、話している人の心にそっと栞を挟みながら、聞いていただろうかと。

お気に入りの栞達。真ん中の押し花の栞は、末娘が小学生の時の作品。
講談社文庫のマザーグースシリーズは、
シンプルで読書の邪魔にならないところが好き。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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