はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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夏のウグイス

昨日の朝は、ぐっと気温が下がった。
寒い、と感じて窓を閉めると、朝の5時。ああ、幸せ、あと30分眠れる、と布団にもぐりこむ。布団のなかでうつらうつらとする朝の30分は、至福のときである。デジタル時計に表示された気温を見ると23℃。前夜の雨のせいか、涼しく気持ちのいい朝だ。

そんな布団なのかで、ふわふわとした気分のまま、耳に入って来たのはウグイスの鳴き声だった。ホーホケキョ。春の頃、たどたどしく鳴いていた声とは違い、しっかりとした自信を感じる、透明感のある美しい声だ。
「夏にも、ウグイスはいるんだなあ」
ぼんやりと考えた。ウグイスは春の鳥というイメージが強すぎて、まるで春にだけ現れ、すっと消えていくかのように思っていた。しかし、幻の野鳥という訳ではないのだから、当然どの季節にも何処かにいるはずだ。野鳥図鑑で調べれば、寒冷地では暖地に移ることはあっても、1年中一所に住むウグイスも多いらしい。ホーホケキョと鳴く時期が、春から夏なのだった。

見えない部分、見ようとしていない部分、知らない部分は、まるで「ない」ように思いがちだ。だがウグイスは、いつもいつでも何処かにいるのだ。

八ヶ岳を覆うように湧き出ていた、夏らしい雲達。

こちらは、南アルプスは甲斐駒ケ岳にかかった雲の様子です。
じつは、ウグイス、目撃したことはありません。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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