はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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今ここから見えるもの

里に雪が積もっているのだから、当然山にも積もっている。
「八ヶ岳、今年はなかなか白くならないね」
暖冬からゆっくりとスタートした今年の冬、よく夫と話していたのだが、その八ヶ岳もようやく白く美しい雪化粧を施した。
雪掻きをしていると、掻いたときに混ざった砂利や土の汚れを目の当たりにし、雪が美しいものだとばかりは思えない。溶ければぐちゃぐちゃにもなる。
眺めている分には美しいと感じるだけでいいが、実際手にしてみたら汚れた部分も見えてくるし、その重さも怖さも感じざるを得ない。雪は、そんな例えにするには最適と言えるアイテムかも知れない。

「田舎の暮らしも、都会の人から見たらそんなふうに素敵に思えるのかな?」
そう考えて、ハッとした。
それは、都会から田舎に越してきたわたしの視点だ。田舎の人から見たら、都会の暮らしの方がきらきら眩しく見えるってこともあるだろう。
「立っている場所で、見方が変わるんだ」
ほんの少し移動しただけでも、山は形を変える。遠かったり近かったりしても見えるものは変わるが、その時々に立つ位置によっても見え方は変わるのだ。
今、八ヶ岳の反対側、長野の何処かから見えるのは、どんな風景なのだろう。たぶんこちらより雪深いであろう土地に立つ人の視点を、想像する。
今ここから見えるものを、しっかりと見ていかなくては。遠く美しい八ヶ岳も、足もとの土にまみれた雪も。

雪化粧した八ヶ岳は、本当に綺麗。昨日の午後の風景です。
我が家から徒歩1分、夏には青々とした棚田が並ぶ道で撮影。

アップにしてみました。それでも、まだまだ遠く、美しい。

遠景にすると、こんな感じです。
足もとの道には、まだ誰の足跡もありませんでした。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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