はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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流れゆく雲を見て

二階のベランダから、煙突を見上げていたら、自分の身体がぐらりと傾いだような気がして、軽いパニック状態に陥った。
何のことはない。煙突の向こうに見える雲が、速度を増して流れていっただけのことである。煙突に視点を置いていたため、自分の方が動いているような錯覚を起こしたのだ。

八ヶ岳から吹き下ろしてくる風も弱まり、気温が上がった週末。だが、空の高いところを流れる雲達は、強い風で押し流されているのだろう。見る間に形を変え、スピードを上げて流れていく。

こんな風に一瞬でも何もかもが判らなくなったりすると、不意に不安になり、いつも同じものを同じように見てしまいがちな自分が、ふっと見える。視点を変えることは、時にとても大切で、視点を留めてばかりいることは、自分の立っている場所さえもが判らなくなってしまうほど、危ういことなのだ、と。
「雲は、東へと流れていく。わたしは、ここにいる」
流れゆく雲と自分に向かい、言葉にすることで、しっかりと確認した。

高いところで上を見上げたので、クラッときたのかも知れません。

白い雲。気持ちよさそうに、流れていくなぁ。

向こうに見えるは、金が岳(かながたけ)茅が岳(かやがたけ)と
並んでいる近隣の低山です。山も、雲を眺めているようでした。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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