はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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早起きの朝に

夜中に目が覚めて、トイレに起きた。キッチンで白湯を飲み、ふたたびベッドにもぐり込む。
「まだまだ、真っ暗。布団のなかはぬくぬく。しあわせ感じるひと時だなぁ」
実感していると、隣のベッドで寝ていた夫が言った。
「今、目覚まし、鳴ったけど、寝ちゃうわけ?」
ショックが隠せず、辛うじて言葉にしたのは「うそ」のひと言。
昨日は、週に2回の5時半起きの日だったのだ。日々の小さな出来事に、一喜一憂してばかりもいられないが、これは大ショックだ。
「まだ、眠れると思ったのにぃ!」

朝食を済ませ、6時45分には家を出た。東京に出勤する夫を、駅まで送るため、往復40分ほどの朝ドライブだ。
「八ヶ岳が、綺麗だよ」と、夫。
「早起きは三文の徳って、言うもんねぇ」一緒に、八ヶ岳を眺める。
「こうして、朝の綺麗な八ヶ岳が見られるのも、俺のおかげだな」
夫の言葉には、一瞬疑問も感じないわけではなかったが、
「全くもって、その通りだね」としか、答えようがない。
八ヶ岳は、日々少しずつ、雪をまとう部分を増やしている。同じようで、同じではない。雲の形と同様、その時々にしか見られない風景だ。

今少しの間、ベッドのぬくぬくを感じていたかったが、八ヶ岳からの早起きのご褒美を、嬉しくいただいた。
次回は、疑うことを忘れずにいよう。目が覚めて真っ暗でも、もしや朝ではないかと疑ってみることで、ショックも軽減されるはずである。

昨日の朝7時20分頃の八ヶ岳。午後にはもう、雲に隠れていました。

最高峰、赤岳です。やっぱり一番に雪をかぶります。

シャープな雰囲気をかもし出す、大好きな権現岳。

南アルプス連峰も、少しずつ雪をまとってきました。

丸い形の甲斐駒ケ岳。アップにすると、迫力ありますねぇ。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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