はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
[670]  [669]  [668]  [667]  [666]  [665]  [664]  [663]  [662]  [661]  [660

笑って食べよう、春の天婦羅

庭のふきのとうと、咲いたばかりの春蘭を天麩羅にした。
昨夜は、他にも菜の花や新じゃがなども揚げ、春の天麩羅を満喫。
天麩羅は、揚げたてを食べて欲しくて、わたしは座る間もなくテーブルとキッチンを行ったり来たり。缶ビールを飲みつつ、天麩羅を摘まみつつの、わたしにとっても楽しい時間である。全部揚げてしまってから席について、みんなでいただきますというのもいいが、しなびていく天麩羅を見るのは悲しくもあり、揚げたての天麩羅を食べてもらいたいという気持ちの方が勝ち、それが我が家の形になっているのだ。

先週行った仙台の蕎麦屋で、しなびていく天麩羅を見た。
わたしが座ったカウンター席の二つ隣りに、歳の頃もわたしとそう変わらない男女が座っていた。ポツリポツリと何かをしゃべていたが、そのうちに女性がいきなり席を立ち、出て行ってしまった。男性は慌てて会計を済ませ、女性の後を追った。後に残ったのは、ふた口ほどは食べたのだろうか。手をつけられていないようにも見える伸びた蕎麦としなびた天麩羅が二人分。
すると、カウンター席の反対側に座っていたやはり同じ年の頃の女性が、店員相手に大きな声で怒りだした。
「失礼ですよね。食べもしないで出て行くなんて。許せないわ!」
店員の女性は、ただただ頭を下げるのみ。怒った女性は、店員が同調しないことにもさらに苛立ち、投げつける様な言葉を続ける。
わたしは、出て行った二人よりも、怒っている女性の方に違和感を覚えつつ、しなびていく天麩羅を見ていた。
そしてその後、わたしの前に並んだ、揚げたての野菜の天麩羅と蕎麦を味わった。蕎麦も天麩羅も、とても美味しかった。
「石臼で蕎麦粉、挽いてるんですね?」カウンターから石臼が見え、聞いた。
「はい。そうなんですよ」店員の女性は、笑顔で答えてくれた。
そうだよ。怒るより、笑おうよ。彼女の笑顔を見て、思った。
手をかけ心を込めて作った食べ物が無駄になるのは悲しいことだけれど、彼らに何があったのかは判らないし、誰だって同調して怒って欲しいのは、親しい人にだけなんじゃないかな、と。

昨夜は、天麩羅を食べ、ビールと日本酒を飲み、WOWOWで撮ったボブ・ディランのライブを観ながら、夫とふたりたくさん笑った。

毎年少しずつ、増えています。今年は株も2つになりました。

アップで撮ったら、パソコンから質問が「この人物は誰ですか?」
顔に見えたみたいですねぇ。パソコンも万能ではないと思うとホッとします。
  
タラも、もう少しで食べられるかな? 土筆もあちこちに顔を出しています。

タラの芽を見ていたら、堰向こうにキジ発見! 時々見かけても、いつも、
「忙しい! 忙しい!」とでも言っているように走っていってしまうので、
写真が撮れたのはラッキーでした ♪ よく、太ってるなぁ。

こんな感じの食材を、集めました。魚は鱚(きす)を揚げました。

春蘭は甘く、ふきのとうはほろ苦く。うーん、お腹も春でいっぱい。

拍手

07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
Template by repe