はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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箸と「断捨離」

最近、夫と顔を合わせる度に口にする言葉がある。「断捨離」だ。
先日も、十年使ったマットを捨てようと、予備のマットを入れてある棚を奥まで見たら、更に十年以上前に使っていたマットが仕舞いこんであったので、捨てた。着ない服、履かない靴、使わない調理器具。家のなかは、いらないものであふれている。
「けど、必要なモノは買ってもいいよね。消耗品とか」と、わたし。
「そりゃ、そうだね」と、夫。
買った時に、捨てることが大切なのだろうか。わたしのなかの「断捨離」は、まだまだ確定していない。

そんななか、新しい箸を買った。いくつかある夫婦箸のなかの一つの塗りが剥がれてきたのを気になりつつも使っていたのだ。
購入したのはごつごつした雰囲気の箸で「本うるし」とかかれていた。帰宅して袋を開けると、紙が入っている。「和へのこだわり」そこには、漆器作りをする会社のコンセプトがかかれていた。
「毎日使うお箸・お椀だからこそ、こだわってください。そして、使い込んでください。いずれ、艶もなくなり、漆も剥がれてくることもあります。でもそれも、生活の一部として使い込んでいただいたからこそ。お箸ならつかめなくなるまで、お椀なら汁が漏れるまでお使いください」

もちろん、すぐに塗りが剥げた箸を捨てるつもりはなかった。なかったが、新しい箸を使い、古い箸を使う機会は減るだろう。
「贅沢な、暮らしをしているのかも知れないな」
確定していない「断捨離」は、更に入り組んだ迷路のなかへ。そのうえ「着ない服」は「着ない福」に、「履かない靴」は「儚い靴」に変換されるし、ああ「断捨離」への道、シンプルライフへの道は、遥か遠い。

手に持った感じが、しっくりきました。とても軽いです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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