はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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わたしにとっては自分の子

「きみの友達、でかけろじが、いるよ」
夫が庭で呼んだ。庭のアマガエルを、我が家では「けろじ」と呼んでいる。
わたしが、けろじ達をとても可愛がっていることを知っているので、彼はわざわざ呼んでくれたのだ。秋になり、けろじ達はますます太り、大きくなった。
「どれどれ。どのくらい太ったかな?」
ヘンゼルとグレーテルに登場する人食い魔女のように、わくわくしながら庭に出たが「でか」と呼ぶほどには大きくない。
「そんなに大きくないじゃん」と言うと、夫は怪訝な顔をした。

いや、しかしと考える。夏に見たけろじ達は、本当に小さかった。小指の先くらいの小ささだった。それと比べると、秋の庭にいるけろじは大きかった。4倍、いや5倍はあるだろうか。もしも隣りに並んでいたなら、確かに「ちびけろじ」「でかけろじ」と呼び分けすることだろう。

けろじも、子ども達と一緒なのだと思った。大きくなるさまを近くで見ていれば、だんだんに大きくなっていくから、突然大きくなったような気がしたり、驚いたりすることもない。「人の子は、大きくなるのが早い」とよく言うが、久しぶりに会う友人の子が五歳から十歳になっていたら「大きくなったねえ」と年月の流れを知ってはいても驚いてしまう。それと同じことなのだ。
「夫にとって、けろじは友達の子で、わたしにとっては、自分の子なんだ」
納得し、うんうんとうなずきつつ見つめたけろじは、大きくなってはいたが、じつに可愛かった。もうほんとうに、ただただ可愛かった。

綺麗な緑色。アップにすると、大きい感あります。迫力!
雄か雌か見分けようと、鳴き真似していたら娘に笑われました。
お返事しなかったから、女の子かな?

立ち上がって見下ろすと、やっぱり小さいなあ。背中も可愛い。

ここからは、これまでのけろじの写真です。雨上がりの夏の朝。

こんなところに入りこめるほど、ちっちゃかったんだよねぇ。

脱皮中のけろじ。大きく口を開けて、閉じて。

手を振って皮を脱いでいきます。その皮は口を開けた時に、
少しずつ食べていくんだそうです。そうして大きくなるんだね。

果敢に草をかき分けるけろじも、何とも可愛い。

がんばって登ったね! いつも触りたいのを我慢しています。

ダンゴムシを大切に抱えてる、けろじ。お弁当にするのかな?
いっぱい食べて、少しずつ大きくなっていったんだよね。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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