はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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夜桜と小さなツキ

夜10時。東京の会社から帰宅する夫を迎えに、駅まで車を走らせた。
信号は全部で7つ。すべて青で通り抜けられることはないが、赤待ちの長い信号を青で通り抜けられると、うん、今日はついてるな、と思う。
そういう日には、小さなことの一つ一つが、あ、ついてる、と思えてくる。

譲り合った車の挨拶代わりのクラクションは朗らかに聞こえるし、あと何km走れるか表示された数字が「117」だと「いいな」と思える。
そして5分早く着いた駅では、満開の桜がライトアップされていた。この季節、何も珍しいことではないのだけれど、それでも、ああ、やっぱりついてるなあ、と思ってしまう。

小さなツキは、心の隙間を伝染していくのかも知れない。これからもつかまえそこねないように、あ、ついてる、とそれぞれのツキをちゃんとつかまえて、心の温度を上げていこう。
「おかえり。おつかれさま」
夫にかけた言葉の温度も、もしかしたら1℃くらい温かいものになったかも。

こういうときに目にすると、24時間パーキングの看板でさえ、
「好きなだけ休んでいっていいんだよ」と語りかけているよう。
なーんて思ってしまうのも、夜桜の魔法かな。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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