はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ポストに入っていた椎茸

郵便受けを開けると、ビニール袋に入った椎茸が入っていた。見るからに椎茸だが、わたしには判別できない。キノコは、判らないから恐いのだ。
郵便受けには、もちろん郵便も入っていた。スーパーからのポイント優待券やら、酒屋からのDMやら。そして、それと一緒に林を隔てたお隣のご主人の展覧会の案内が入っていた。ステンレスアートを創っているのだ。切手が貼られていないところを見ると、わざわざ来て投函していったのだと判る。だとすると、椎茸もお隣りからかと電話してみた。
「この季節、次から次へと出てくるんだよ」
やはり、お隣りからだった。

バター焼きがオススメということだったので、肉厚の味わいを損ねぬよう、どのくらいの大きさに切るかまな板の上に置き、しばし考えた。シンプルな料理だけに、大きさはポイントだ。以前、フランス料理店で、ジャンボマッシュルームのオーブン焼きを食べたことを思い出す。大きいままに焼けばいいってものじゃない。切らずに焼くのと、半分に切って焼くのとそのまた半分に切って焼くのでは、それぞれ味わいが違うはずだ。ジャンボマッシュルームの大きさをイメージして、細長く4つに切った。大正解だった。

新鮮な椎茸をいただいて、料理の奥の深さを、あらためて感じた。いや。じつのところ、本当にそうなのか? という疑問もある。どうやって焼いても、ため息が出るほどの美味しさは変わらなかったかも知れないのだ。

立派な椎茸です。美しいです。

大きさが判るように、檸檬と一緒に撮りました。大きいです。

この美味しさは、わたしの腕では、写真に撮れません!
☆お隣さん、小林泰彦さんのグループ展はこちら → カンヴァセーションズ
南青山のスパイラルガーデンで、4月13日から22日まで。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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