はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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チャーハンとチャーハンの狭間で

チャーハンの味付けが、いまだに夫の好みに合わせられない。
「チャーハンは、もっと濃い味の方が好きだな」
彼は、結婚当初からずっと言っているのだが、その味を出すことは難しい。もともとわたしが薄味派だということもある。彼がチャーハン好きで、外ランチで食べる機会が多いということもある。わたしが外食でチャーハンは食べないということもある。だが、めったにないことに、外でチャーハンを食べることがあると、考えてしまう。これは、違う。違う食べ物だ。だいたい、わたしが作ったチャーハンの方が断然美味いと。
しかし夫のなかでは、悔しいことに、外食の濃い味チャーハンの方が勝っているらしい。これでは、歩み寄りようがない。食の好みは結構合う方なのに、求める味が根本から違っているのだ。

一昨日、ホテルのブッフェで、ふたり朝食を食べた。夫はご飯、わたしはお粥。ふたりとも肉じゃがを取っていた。まあまあの肉じゃが。しかし末娘なら言うことだろう。白滝が入っていない肉じゃがなんて、肉とじゃが芋が入ってない肉じゃがのようなものだと。
「うちの味と、全然違うね」と、わたし。
「うん。これは、全く違う食べ物だね」と、夫。
肉じゃが的には、共に過ごした年月の中で、我が家の味が確立されているということかな。もしかすると夫はチャーハン好きなだけに、外で食べるチャーハンとわたしが作るチャーハンとの狭間で、迷子になっているのかもしれない。
はてさて、我が家のチャーハンが、肉じゃが化する日は訪れるのだろうか。

焼き豚と葱を入れたチャーハンが一番好評です。
味付けは塩、胡椒、鶏がらスープの素、最後に醤油を回しかけて焦がします。

ブッフェの朝食。野菜がたくさん食べられるのがいいですね。
「結婚した頃は、食べ物のことで、よく揉めたよね」と、夫。
「何処もみんな、そうかもね」と、わたし。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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