はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ミノムシアートに思う

夕方、キツツキのコツコツという音に誘われて、庭を歩いた。
カメラを構え、キツツキを探したが、音はすれども姿は見えず、音の大きさでアカゲラだろうと思うことにして、あきらめた。あまり近づくと気配に逃げてしまうので、食料調達の邪魔をしても申し訳ないと、遠慮したのだ。

いつもは、ただ通過するだけの玄関の石段をゆっくり歩く。すると、まだ息吹の時を迎えていないツツジに、ミノムシを見つけた。数えると、なんと7匹もいる。やはり大雪を予測していたのだろうか、高いところにばかり。それでも、元々1mないツツジは、雪の中に埋もれてしまったが。カマキリの卵も例年より高く、50㎝以上ある位置に産み付けられていたが、やはり雪に埋もれていた。ぶじ生まれて来るのだろうか。

雪が解けた足元の土には、モグラか蛇か、いくつもの穴が空いている。動物達は、大雪など知らなかったかの如く、呑気に春を迎えたのだろうか。虫達も、そうであるといいなとミノムシを見つめた。

ミノムシアートは綺麗だ。整然としていて、人間の家で言うなら、まるでログハウスのよう。同じ太さの枝をびっしりと並べている。几帳面なのに四角四面ではない、何ともお洒落な家だ。ある意味、ログハウスよりお洒落だとも言える。見習いたいものだ。
几帳面さを? いやいや。四角四面ではない生き方を。
わたし以外の家族は、みな血液型Aの我が家。「お母さんは、O型だからね」で、すべてをあきらめてくれている。
ミノムシのように生きたいと思うといっても、まあ誰も驚かないだろうな。

お家を作っていく過程を、観察してみたくなりました。

「この黄色、何処から持ってきたんでしょうか?」インタビュー?

シンプル賞、おめでとうございます! 四角四面な性格でしょうか?

この穴を見ると、蛇? と疑いますが、周りにはこんな穴が・・・

やっぱり、モグラくんでしょうか? 会いたいなぁ。モグラくんならね。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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