はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
[1440]  [1452]  [1446]  [1450]  [1449]  [1448]  [1447]  [1445]  [1444]  [1443]  [1442

偶然とシンクロ

小説を読んでいて、なるほどと腑に落ちた。
偶然について、または、シンクロニシティについての記述だ。要約すると、
「偶然はけっこう頻繁に起きているものであり、シンクロするかしないかはそれに気づくか否かにかかっている。気づかなければ、その偶然は起こらなかったものと同じで認識されない。シンクロニシティとは、偶然を認識することで起こる現象だ」という考え方。

昨日のブログで、時間のずれのことをかこうと考えた。考えていたから、花時計の写真を撮ろうと思った。すると、まるで時間のずれというテーマそのもののように、時計を修繕している最中だった。単に花の植え替えをしていただけだったのだが、わたしにとっては、そのいつもとは違う花時計を見られたことが「偶然」であり「シンクロ」と感じた訳だ。

神戸からの帰り道、そんな偶然とシンクロのことを考えていたら夫が言った。
「この曲、さっきも聴いたな」
「けっこうあるよね、そういうの。たまたまさっき家で聴いた曲がさ、これもたまたま入った喫茶店でかかってたりとか」と、わたし。すると、夫。
「まあ、耳が覚えてるっちゅうやつやろなあ」
それはまさに、さっき小説で読んだばかりの「偶然とシンクロ」を言い当てていた。うーん、不思議。だがその偶然は、わたしの認識が生んだシンクロであって、必然だったのだと合点がいった。

日常のなかの偶然は、けっこうな頻度で潜んでいるっていうことだろうか。
それって、もしかしたら空の上の誰かが、じつはおもしろがって仕組んでいるのかも知れないよなあ、と空を見上げて考える。
うむ。偶然を拾うように日々を過ごすこともまた、おもしろいかも知れない。
帰省の帰り道に読んだ小説の紹介は、明日。

昨日はもう、前日の植え替えなどはなかったかのよう。

これが、一昨日の様子です。

フラワーロードは、様々な花であふれていました。
それもみな、人の手で植えられたものだと思うと、余計に愛おしくなります。

拍手

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
Template by repe