はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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がつがついくぜ!

久しぶりにからっと晴れた週末。
夫が呼ぶので庭に出てみると、彼は隣りの林のクヌギの木を見上げていた。昆虫酒場と呼んでいるクヌギで、幹の樹液を虫達が吸いに来る昆虫スポットだ。ついこのあいだまでは、蝶だらけだったが、見ると大きなカブトムシがいた。
「大きい!」と、わたし。
「上の方には、カナブンもたくさんいるよ」と、夫。
「おお! 綺麗な緑色」
さっきまで、国蝶オオムラサキも蜜を吸っていたらしい。
「カブトムシ、すごいね。角でカナブンを追い払ってるよ」
「6本肢全部をのばして、ふんばって、近づけないようにもしてる」
「だけど、カナブンも負けてない」
「追い払われても、全然気にしてないね」
迫力のある大きなカブトムシもだが、カナブンも小さな身体で頑張っていた。がつがついくぜオーラが、身体じゅうにあふれているのは同じだ。彼らの関係は、身体の大きさこそ違うが、同じ釜の飯を食らう仲間、あるいはライバルといったところなのだろう。

がつがつするのは、恰好悪い。人間はそう思いがちだ。
強欲だとか、執着心が強いだとか、そんなのは恰好悪い。欲を失くし、他人と争わずに生きる方が、格好いいのだと。
しかし久しぶりに見た、虫達のがつがついく姿は、とても恰好よく見えた。
人間の理論や表裏やそんなものを超えた格好よさを、虫達は持っているのだ。

おもいっきり足をのばして、カナブン達を牽制するカブトムシ。

木の上の方ではカナブン達が、蜜採りバトル真っ最中でした。
綺麗な緑色をした子は、アオカナブンというそうです。

夕方には木の皮が浮いた場所から、コクワくんもわらわらと出てきました。

隣りの林、昆虫酒場の足もとには、ホソバウンランが一面に咲いています。

庭では桔梗が咲き始めました。幾何学的な不思議な形と深い紫色。
そのままの色がここには写らないのですが、この色大好きです。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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