はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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小さな棘を抜いていこう

よく、指に棘を指す。
薪運びをするときには軍手をはめるが、ストーブに薪一本を入れるために手袋をしたりはしない。単なる油断とずぼらからくる、小さな怪我だ。自業自得である。棘は本当に小さな怪我だが、これがけっこう痛い。そして、小さければ小さいほど、とれにくい。とれないと気にかかる。小さな棘に振り回されている気分になり、そのくだらなさに、余計イライラしたりする。
その分、棘が抜けたときには、思いもよらないほどすっきりとした気分になる。どのくらいすっきりした気分かと言えば、もとはと言えば、棘を刺したから棘が抜けた訳で、そのおかげで、こんなにもすっきりと晴れ渡った心持ちになったのだと勘違いしそうになるほどだ。

生きていれば、日々小さなことに振り回され、気になりながら放っておくことが増えていく。ありふれた毎日のなかにも、いつしか小さな棘がたまっていく。小さな棘は、放っておくこともできるかもしれないが、酷く膿んだりするかも知れない。小さな棘を一つ一つ抜きながら暮らしていくことが大切なのだろうと、棘を抜いたあとの傷を見つめた。
棘抜きのような軽い気持ちで、そして、棘を抜くときのように真剣に、断捨離、しようかな。
この期に及んで「しようかな」という曖昧さ(笑)
さて。暮らしのなかの棘はどれくらい抜けるだろうか。

軍手、とりあえず、します。忘れなければ、たぶん、おそらく(笑)

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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