はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
波紋が静まる時間
所用で東京に出た際、合羽橋の陶器屋『田窯』に立ち寄った。
所狭しと置かれた様々な陶器達を見ていると、胸がしんとする。
小さな出来事が、胸のなかの湖に小石となって投げ込まれ、水面にはいくつもの波紋が広がっていく。その波紋が静まる前に、また小石は投げ込まれる。毎日というものは、そうして繰り返されているように思う。
陶器を眺めていると、数々の収まりきれない波紋が静まっていく。そして、ただ穏やかな水面が何処までも広がり始める。
器は大好きだ。キッチンで器に料理を盛り付けるのも、食卓に並べるのも、誰かと共に食事をするのも、気に入った器達が居てくれるからこそ、より楽しめる。それだけではなくわたしは、こうして胸がしんとするまで眺めているだけでじゅうぶん楽しめるほど、器が好きなのだと再確認した。
しかし、穏やかな水面に映るのは、白い器に映える菜の花の辛し和えを盛り付け、夫に出すシーンだったり、友人を招いてわいわいと熱い珈琲を飲むシーンだったり、素焼きの深い皿にカレーを盛り、娘とビールを空けるシーンだったりする。卵が先か、鶏が先か。料理が好きで、器が好き。誰かと食べるのが好きで、ビールが好き。まあ、いいか。どちらが先だろうと、そんな食卓で流れる時間に、幸せ感じるということに変わりはない。
『田窯』の2階です。1階よりはゆったりと器が並べてあります。
お湯呑を2つ買いました。ひとつ1,260円也。
所狭しと置かれた様々な陶器達を見ていると、胸がしんとする。
小さな出来事が、胸のなかの湖に小石となって投げ込まれ、水面にはいくつもの波紋が広がっていく。その波紋が静まる前に、また小石は投げ込まれる。毎日というものは、そうして繰り返されているように思う。
陶器を眺めていると、数々の収まりきれない波紋が静まっていく。そして、ただ穏やかな水面が何処までも広がり始める。
器は大好きだ。キッチンで器に料理を盛り付けるのも、食卓に並べるのも、誰かと共に食事をするのも、気に入った器達が居てくれるからこそ、より楽しめる。それだけではなくわたしは、こうして胸がしんとするまで眺めているだけでじゅうぶん楽しめるほど、器が好きなのだと再確認した。
しかし、穏やかな水面に映るのは、白い器に映える菜の花の辛し和えを盛り付け、夫に出すシーンだったり、友人を招いてわいわいと熱い珈琲を飲むシーンだったり、素焼きの深い皿にカレーを盛り、娘とビールを空けるシーンだったりする。卵が先か、鶏が先か。料理が好きで、器が好き。誰かと食べるのが好きで、ビールが好き。まあ、いいか。どちらが先だろうと、そんな食卓で流れる時間に、幸せ感じるということに変わりはない。
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お湯呑を2つ買いました。ひとつ1,260円也。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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