はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
変わっていく、未来
春には、此処、明野町に越して来て14年になる。
14年前には保育園に通っていた末娘も、すでに大学生になり、ひとり暮らしを始めた。14年も経てば、当然である。当然であるが、帰省した末娘に久しぶりに会い、何も変わらない自分が此処にいることや、子ども達がやたら大人びて見えたりすることに、隙を見せると不意打ちを食らう。まるで幻影でも見ているみたいに、不思議でしょうがなく思えてしまうのだ。
暮れゆく年の瀬。御節作りの合間に、ひとり玄関の外に出て深呼吸した。
八ヶ岳が見える。見えるが、隣りの林の木が、意地悪でもするかの如く枝を伸ばし、美しい山の全容は見せてくれない。その枝を伸ばしている木にしても、14年前には、八ヶ岳を隠すほど伸びてはいなかった。
「変わって、いくんだなぁ」声に出してみる。
1本の木も、ひとりの人も、遠く見える八ヶ岳も、地球も、手を伸ばしても到底届かない宇宙の果てだって、変わっていくのだ。
暮れかけた空。ちっぽけな自分という存在と、その未来を、静かに見上げた。
背のびをして、撮りました(笑)
末娘が詰めたお重です。「綺麗!母親に似ず、几帳面だ」とは夫。
野菜それぞれに合った味付けで、ひとつひとつ煮たのはわたしなんだけどな。
実家の父が漬けて、送ってくれた漬物。フルーティで美味しいんです。
変わらない味もあります。まだ伝授してもらっていませんが。
☆今年も、どうぞよろしくお願いします☆
14年前には保育園に通っていた末娘も、すでに大学生になり、ひとり暮らしを始めた。14年も経てば、当然である。当然であるが、帰省した末娘に久しぶりに会い、何も変わらない自分が此処にいることや、子ども達がやたら大人びて見えたりすることに、隙を見せると不意打ちを食らう。まるで幻影でも見ているみたいに、不思議でしょうがなく思えてしまうのだ。
暮れゆく年の瀬。御節作りの合間に、ひとり玄関の外に出て深呼吸した。
八ヶ岳が見える。見えるが、隣りの林の木が、意地悪でもするかの如く枝を伸ばし、美しい山の全容は見せてくれない。その枝を伸ばしている木にしても、14年前には、八ヶ岳を隠すほど伸びてはいなかった。
「変わって、いくんだなぁ」声に出してみる。
1本の木も、ひとりの人も、遠く見える八ヶ岳も、地球も、手を伸ばしても到底届かない宇宙の果てだって、変わっていくのだ。
暮れかけた空。ちっぽけな自分という存在と、その未来を、静かに見上げた。
背のびをして、撮りました(笑)
末娘が詰めたお重です。「綺麗!母親に似ず、几帳面だ」とは夫。
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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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