はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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ウオーキング始め?

油断した。油を切らした訳ではない。切らしたのは、何ということであろう。ビールである。
「落ち込んで、います」と、夫に告白するわたし。
御節をつまみつつ、紅白やポール・マッカートニーのライブDVDやらを見ながら、今年も無事に年越し出来たなーと、脱力ムードで、夫はワイン、わたしはビールをだらだら飲んでいた。
しかし、冷蔵庫のマイビール『のどごし生』がなくなったので、玄関に置いてあるビール箱に取りに行き、愕然。3缶しかないではないか。元旦の朝は、家族で新年の挨拶をし、日本酒を呑む習慣。買い物には、行けない。
「自分で、飲み過ぎただけじゃん」と、笑う夫。
「いっぱい買い置きしたつもりだったんだもん」と、半泣きでわたし。
「それでも、飲むか?」「飲む。年越しだもん」
そして、ビールは残り2缶に。わたし的には、全く足りない缶数である。

元旦の朝は、娘達と夫と4人、和やかに御節やら雑煮やらを食べて過ごした。それからぐっすり眠り、起きると午後2時。天皇杯決勝を観ている夫をちらりと見て、ひとりこっそり、外に出た。
「歩いて、買いに行こうかな」
最寄りのコンビニまで歩けば、往復1時間はかかるだろう。
「ウォーキング始め、かな」
びっきーと歩かなくなって、ひと月ほど。上の娘は、すぐにウォーキングを始めた。年明けも、夜中に友人達と歩いたという。
だが、わたしが歩きだしたのはコンビニとは反対方向だった。
「空が、綺麗だなぁ」と、上を見上げ、
「木々の影が、素敵に並んでる」足元を見ながら、深呼吸する。
とりあえず『一年の計』という言葉は、さっさと忘れ去ることにした。

雲は、意外と速く流れていました。急いで何処へ行くんだろう。

林の影が、長く伸びています。林を歩かなくても森林浴できそう。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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