はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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雪かき&ガールズトーク

♪ さよならは 別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束 ♪
来生たかおの『夢の途中』は、切ない失恋の歌だが、それとは全く関係なく、雪かきの途中である。

家の前の道路も、このままでは車のすれ違いが出来ないし、プロパンガスの交換も、まだまだ雪をかかねば出来ない。水道メーターや電気メーターも雪のなか。計測不可能の場合は、過去のデータで推測し請求金額を割り出すと、防災無線で放送があった。ウッドデッキには屋根から落ちた雪が山になっている。
とりあえず、駐車場からすべての車を出せるように、家族4人でがんばった。柔らかい雪も重くなっているし、凍って歯が立たない場所も多い。3時間、ほぼ休憩なしで雪をかいた。
身体じゅうが痛く、疲れ方も半端じゃないが、家族みんなで雪かきをするのは、楽しくもある。娘達が突然雪合戦を始めたりして、キャーキャーと女の子達の声が響くのっていいなと、思ったりもした。特に末娘が帰省し、彼女のおしゃべりで家のなかは、いつもに増してにぎやかになった。
「こんな時に帰省して、口を増やしていいのかな、とも思ったんだけど」
末娘に言われた時には、一瞬食べる方ではなくしゃべる方かと思ってしまった。それほどに、彼女はしゃべり出したら止まらない口の持ち主なのである。

例えば、昨日のわたしと娘達3人のガールズ(?)トーク。
「友達が『ねぶっち』されたって、ツイッターであげててさ」と、末娘。
「『ねぶ』なに? それ、なに?」と、わたし。
「『ぶっち』って言わない?」「『ぶっち』言うよねぇ」と、娘達。
「『ぶっち』知らない」と、初めて知る言葉に喜びつつ、わたし。
「約束を反故にすることだよ。寝過ごしぶっちで『ねぶっち』」と、末娘。
「ああ、なるほど。って、おねえ、反故にするって知らないでしょ?」
「ほご? なにそれ。知らなーい」と、上の娘。
「はいはい、判りました。さはに言う時には『反故』で、おねえに言う時には『ぶっち』にすればいいのね」と、末娘。
「おねえ、よく『ねぶっち』してるよね」「うん。してる」「してないよー」
「それでね」「こないださぁ」「だからー」
女という字を3つ『姦しい』で、かしましいと読む。女3人の、まさにかしましいおしゃべりは、雪に囲まれた温かな居間で、延々と続くのであった。

末娘が、がんばって開通させた道路からウッドデッキまでの道。

わたしは、下の外倉庫とプロパンガス置き場までを。

夫は道を広げる作業を。上の娘も一緒に、融雪剤を撒いたり。

軽トラくんは、まだ出動できません。荷台にも雪がいっぱい。
月曜には、ようやくゴミ収集車が来るので、活躍してほしいのですが。

ウッドデッキの雪も下ろさないと、デッキの木がダメになってしまいます。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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