はりねずみが眠るとき
昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
ニックネームは「さは」
何年か前から我が家で「さは」と呼ばれている。
呼び始めたのは末娘だが、上の娘も夫も、この頃では時にそう呼ぶ。わたしも「お母さんが」と言うべきところを「さはが」と言ったりする。
右とか左とか思想的背景はない。背景と呼ぶべきものがあるとしたら、それは児童心理学的なものである。
言葉を覚え始めてすぐの幼児には「お母さん」より「ママ」の方が言いやすい。なので「パパ」「ママ」と教える親も多い。ご多分に漏れず我が家もそうだった。しかし、中学生になる頃には、大抵の子が「ママ」と呼ぶのが気恥ずかしく感じるようになる。そこで「お母さん」へとすっと移行できる子も多いのだが、違う呼び方へと流れていく子もいる。我が家は三人三様だった。
息子は小学校入学と同時に宣言した。
「今日から、お父さん、お母さんと呼びます」
有言実行。彼は中学まで持ち越さずにスムーズに移行した。
上の娘はと言うと、中学生のいつからか覚えていないが、自然に「お母さん」と呼ぶようになった。
そして末娘である。あさっての方向に移行していくことになるのだが、それにも過程があった。「ママ」→「ハハ(母親のハハ)」→「ハハリン(呼び捨てのようでハハが呼びづらかったらしく可愛くしてみた)」→「サハリン(ハハリンと似ている既存の言葉へ移行。ここでずれるのが可笑しい!)」→「さは(可愛く呼ぶことに、またも抵抗が生まれ省略)」ここで定着した。
「さは」の「は」は母親の「は」だが「さ」はサハリンの「さ」だ。ここでもことわりを入れておくが、思想的背景は全くない。
そんなわけで、まあ、彼女は一生わたしのことを「さは」と呼ぶんだろうな。友達っぽいニックネームでもあったりして、じつは自分でも気に入っている。
オーストラリアではNBAが大人気だそうです。
ユニフォームを着て、友達を誘い、花見に行くという娘とサム。
「さはさん」とサムは呼んでくれます。ちょっとうれしい。
呼び始めたのは末娘だが、上の娘も夫も、この頃では時にそう呼ぶ。わたしも「お母さんが」と言うべきところを「さはが」と言ったりする。
右とか左とか思想的背景はない。背景と呼ぶべきものがあるとしたら、それは児童心理学的なものである。
言葉を覚え始めてすぐの幼児には「お母さん」より「ママ」の方が言いやすい。なので「パパ」「ママ」と教える親も多い。ご多分に漏れず我が家もそうだった。しかし、中学生になる頃には、大抵の子が「ママ」と呼ぶのが気恥ずかしく感じるようになる。そこで「お母さん」へとすっと移行できる子も多いのだが、違う呼び方へと流れていく子もいる。我が家は三人三様だった。
息子は小学校入学と同時に宣言した。
「今日から、お父さん、お母さんと呼びます」
有言実行。彼は中学まで持ち越さずにスムーズに移行した。
上の娘はと言うと、中学生のいつからか覚えていないが、自然に「お母さん」と呼ぶようになった。
そして末娘である。あさっての方向に移行していくことになるのだが、それにも過程があった。「ママ」→「ハハ(母親のハハ)」→「ハハリン(呼び捨てのようでハハが呼びづらかったらしく可愛くしてみた)」→「サハリン(ハハリンと似ている既存の言葉へ移行。ここでずれるのが可笑しい!)」→「さは(可愛く呼ぶことに、またも抵抗が生まれ省略)」ここで定着した。
「さは」の「は」は母親の「は」だが「さ」はサハリンの「さ」だ。ここでもことわりを入れておくが、思想的背景は全くない。
そんなわけで、まあ、彼女は一生わたしのことを「さは」と呼ぶんだろうな。友達っぽいニックネームでもあったりして、じつは自分でも気に入っている。
オーストラリアではNBAが大人気だそうです。
ユニフォームを着て、友達を誘い、花見に行くという娘とサム。
「さはさん」とサムは呼んでくれます。ちょっとうれしい。
HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
ご意見などのメールはこちらに midukisae☆gmail.com
(☆を@に変えてください)
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