はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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新しいノート

本棚を物色していたら、新しノートが出てきた。買ったまま、仕舞いこんでいたらしい。カエルが表紙にかかれた、なかは無地のノートだ。
そのカエルを見て「おお!」と思わずつぶやく。気に入って購入したことを思い出したのだ。それなのに、使いもせず忘れてしまうとは。
さっそく開き、何に使おうか考えた。真っ白いノートは、いい。何かが新しく始まる予感がする。あれこれ考えるだけで、楽しくなる。

そのとき、外でパラパラと音がした。夕立ちだ。ザーッときた。
「きみ、鳴いた?」
ノートのカエルに声をかける。本棚から出られて、よほどうれしかったのだろう。湿った空気に、気持ちよさそうにしていた。

表紙のカエルくん、水かきの辺りのリアルさがいい感じです。

薪置場の波板が木陰になっていて、そこで涼んでいたけろじ。
このあと跳ねて反転しました。その姿は上の絵のように手足が長かった。

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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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