はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
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心のかたち

心のかたちは、ハート型でも心臓のかたちでもないと思う。

イメージするに、それは木のようなかたちなのではないか。いく本もの枝が張り出し、日々周りの出来事にぶつかって姿を変えていく。
その木のかたちをした心に、いろいろなものが引っ掛かり、たとえば充実した日々には生き生きと葉がしげり、嬉しいことが引っ掛かった時にはピンクの花が咲き、おしゃべりしていっぱい笑った時にはポップキャンディーがたわわに実り、怒りに震えた時には自らの葉をめらめらと燃える炎で焼きつくしてしまい、傷ついた時にはいく本もの枝を折り幹まで傷めてしまう。
そんな風にして、少しずつ空に向かっていく。

零下になった初冬の朝。凍った三日月を浮かべた青空の下、木を見上げた。
自分を見つめるような心持ちで、葉を落としてゆく木々を、ただ見上げた。

三日月は、うっすら笑っているように見えました。
  
左はすぐ隣の林の木です。  右は町内にある『穴塚古墳』の木。

向こうに見えるは、八ヶ岳。人間って、小さいなぁ。



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HN:
水月さえ
性別:
女性
自己紹介:
本を読むのが好き。昼寝が好き。ドライブが好き。陶器屋や雑貨屋巡りが好き。アジアン雑貨ならなお好き。ビールはカールスバーグの生がいちばん好き。そして、スペインを旅して以来、スペイン大好き。何をするにも、のんびりゆっくりが、好き。
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