はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々
[999]  [998]  [997]  [996]  [995]  [994]  [993]  [992]  [991]  [990]  [989

幸せって、何だっけ?

朝目覚めると、頭のなかにメロディが流れていた。運転中によく聴くクラプトンやビートルズではない。さんまである。
♪ 幸せって、何だっけ、何だっけ ♪
それも、醤油のCMソング。もと歌は、美味い醤油があることが幸せだとは歌っていないのだが、インパクトのあるCMだったなぁと思い出す。

「幸せって、何だっけ?」
その言葉を頭の隅に放置しながら、仕事をこなし、隣りの隣り町、高根町まで行かなくてはならず、車を走らせる。
所用が済んで、空を見上げると、コッペパンみたいな雲が浮かんでいた。歌詞にもある。
♪ 幸せって、何だっけ、何だっけ 空に浮かんだ白い雲 ♪
「このまま、走って、遠くまで行こうかな」
遠くって何処よ。それは、おなじ高根町内の清里辺りだと漠然と考える。そして、いつのまにか『萌木の村』を目指して走っていた。

そこには、好きな店がある。『萌木釜』という陶器や雑貨などを置いた店だ。そこで、小一時間、ゆっくりと過ごした。そして、見つけた。一目惚れというしかないスープ皿。5客あったが、二つだけ購入した。我が家は今や、ふたり家族なのだ。
器を選ぶときには、当然、料理を盛りつける様を想像する。熱いスープ。シチューやミネストローネ、シンプルなコンソメの野菜スープ。それに、エクストラバージンオイルをたらす。いや、大根の煮物を盛りつけてもいい。アボカドのサラダさえも、似合うだろう。

幸せって、やっぱり温かい料理のある食卓ですよね、とスープ皿が言っていた。無論、美味い醤油があることも、必須ではあるけれど。

『萌木の村』トレードマークの木製トナカイ達が、入口でお出迎え。

栗のイガ製の帽子をのせた、シンプルお洒落な雪だるまくんもいました。

一目惚れしたスープ皿。焼き物の温もりを感じます。

布や糸などを扱う手作り回帰の入口になりそうな雑貨屋さんで思わず購入。
写真だと大きく見えますが、5㎝くんと2㎝さん。2つで400円也。

拍手

Template by repe